EasyLock型鋼管杭継手工法には継手工法の導入メリットが多くあります。
鋼管杭設計時
- 各階の床面積の合計が500,000 u以下までの建築物に使用できます。
- 継手性能範囲の設計をした場合は、圧縮・ねじり・曲げおよび引張が作用する建築物にも使用できます。
- 圧縮、ねじりおよびせん断耐力は、鋼管と同程度の耐力を有しています。
- 鋼管径と同サイズであり、支持力の設計時に継手上部の杭周面摩擦を採用できます。
施工時
- 建込みでは、上下継手をキー溝に沿って挿入するだけで鋼管杭の垂直が取れ、継手端面が密着接触します。
- 継手接合は、3カ所の孔に同形状の平行キーを差し込みボルトで軽く固定するだけでボルトのトルク管理の必要もありません。
- 3カ所の平行キーとボルト固定は15〜20秒位でできます。
- 施工時の回転では、継手のキー同士が密着接触する構造のため平行キーや固定ボルトを損傷することはありません。ねじりトルクが保証されているため、施工時に特別なトルク低減管理をする必要もありません。
火器の使用が禁止されている建築物内部などでの施工が可能になります。
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