はめ込み型鋼管杭継手工法には継手工法の導入メリットが多くあります。
鋼管杭設計時
- 指定範囲の鋼管と同等の強度なので、鋼管設計と同じように取り扱うことができます。(圧縮、ねじりトルクは性能証明項目です。)
- 現場溶接時と比較し鋼管母材強度低減(5%)がありません。
- 鋼管径と同サイズであり、支持力の設計時に継手上部の杭周面摩擦を採用できます。
- 1セットに複数の継手を使用できます。
施工時
- 接続ボルト締付け時間が10秒〜17秒と早い。
- 鋼管のねじり強度で安心して施工管理できます。(ねじり強度が同等の為、継手の特別なトルク低減管理が無い)
- 左右繰り返しねじりにも強い構造の為、施工時の変形がほぼありませんスムーズに接続できます。
- 降雨時でも接続できます。
- 鋼管からの出張りが無いので、地中障害に引っかかることなく、スムーズに施工ができます。
火器の使用が禁止されている建築物内部などでの施工が可能になります。
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